2021年10月20日
6回目、4年連続のグッドデザイン賞受賞。大阪・京都・滋賀を中心に住宅事業を展開する当社と、関連会社のいざわファーム株式会社は、発達障がい者のための自立支援活動「農・福・住の連携で生まれた地域の小さな経済循環[いざわファーム]」でグッドデザイン賞を受賞。敷島住宅としては今回で6回目、4年連続の受賞となります。
●受賞対象の概要 |
発達障がい者やひきこもりの方が自立し継続して働ける場に悩む福祉団体、高齢化し担い手がいない精華町の農家、人口減少で街の活力低下に悩む住宅会社。日頃、接触する機会のない三者が共同出資して生み出した地域の小さな経済循環です。農家が土地と生産技術を提供し、障がい者が生き甲斐を持って働き、減農薬の野菜は安心の食や地産エネルギーとして地域に還元します。多様な人々が豊かに暮らせる街(=地域)作りのモデルです。
●成果 |
収穫物は農協の直売所をはじめ、飲食店や老健施設に販売し安定収益を得て、就労者は農業生産者として自立の一歩を踏み出しています。自然の中で土に触れる畑仕事は、他の就労継続支援B型事業所に比べ定着率が格段に高い職場であることがわかり、来年は障がい者みずからが販売も手がける直売所を開設予定です。また障がい者認定のないひきこもりの方の参加に対しても、精華町への働きかけが実り、障がい者同様の成果配分への道が開けつつあります。
●グッドデザイン賞2021受賞概要 |
受賞対象名 | 発達障がい者のための自立支援活動「農・福・住の連携で生まれた地域の小さな 経済循環[いざわファーム]」 |
事業主体名 | いざわファーム株式会社、せいかファーム+敷島住宅株式会社 |
分 類 | 産業向け意識改善・マネジメント・取り組み |
受賞企業名 | 敷島住宅株式会社(大阪府)、いざわファーム株式会社(京都府) |
受 賞 番 号 | 21G181572 |